炎天下の修善寺
中医学を一緒に研究している仲間と、修善寺を楽しんできました。引率は中医学研究の仲間の一人。
まず元祖禅寺そば「なゝ番」で腹ごしらえ。葉っぱまでついた生わさびをおろし金ですりすり。そして白ゴマをすりこぎでゴリゴリ。 天然の香りがほのかに鼻腔を刺激します。さすが龍泉寺住職のお勧めだけあって、まいうーです。
腹八分目(医者いらずにして)で、旭滝へ
この日は34℃の修善寺ではありますが、滝口はひんやりマイナスイオが充満。修行をしようかと手で水を触ると、冷たい感じはありません。こりゃー修行にならん。天然の水遊びで、和尚に怒られるわ。
いよいよ初体験の坐禅
しきたりを住職の奥様に習い、初めて禅を組みました。 チーン、チーン、チーンと3度の鐘音を聞きながらスタート。 半眼にするつもりが、まぶたが落ちていくーー。 凛と背筋を伸ばして丹田に意識を集中している(つもり)にも関わらず、まぶたが‥‥
時間の経つのも忘れるほど、気持ちいい空間と時間でした。
さて次は、ヨーガ体験。
引率者が習っている長田直子先生に指導していただきました。なんと和室でのヨーガ。和室からはすぐそばに川が見え、しかも錦鯉まで見える絶景。畳のにおいも素敵でした。
目をつむって歩くことや、正対起立することで、先生は私のどこに歪みがあるのか、どこに負担がかかっているのかを教えてくださいました。高校時代は器械体操をやっていた私。身体は硬くなっていると自覚はしていたけれど、まさかまさかこんなに硬くなっていようとは‥‥
優しい先生は、私を教えながら「笑顔でいられる程度でいいですよ」と何度も、行き過ぎないように配慮して下さいました。笑顔でいようとすると、顔まで固まってくるのはなぜー
約一時間のヨーガ終了間際には、同じ教室の誰かさんがイビキをかき始めてます。私も2回ほど、気持ちよすぎて午睡入眠しかけましたが、いかにリラックスしていたかが、あとで分かりました。そう心はリラックスできたのですが、身体の深部筋肉は日頃の不精のためか悲鳴を上げていたようで、今日は体幹部に張りが出ています。トホホ
遠足の最後はやっぱり修善寺ですから温泉。
百笑の湯にどっぷりつかってきました。平日のためか空いていて、湯を満喫。なかでも死海の湯は、塩分濃度33%。身体が浮く浮く。レーザーレーサー社の水着に対抗するには、塩を繊維に織り込んだ水着を作ればいいのにと思いつきました。
日帰りの遠足。中医学にはなんら関係ないのだけど、心と身体を晴れにするための楽しい修行は、私を確実に進化させてくれました。
縁をいただきました皆様 有難うございました。 合掌